リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?

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アナウンサーの面接やエントリーシートの自己PRで受かるコツ

アナウンサーになるための試験では、主に面接において自己PRを聞かれると思います。そういった自己PRは、アナウンサー独自のものを用意しておかないといけないのでしょうか?その他の民間企業とは違うような話をしないといけないのか?そう思っている人もいるかもしれませんが、そうとも限らないのです。というのも、実際にアナウンサーになった人、面接に合格した人によると、ごくありふれた話で構わない。問題は話の内容じゃない。どのように話すか?そのときの態度や仕草、説明力などを面接官は見ていると、元TBSのアナウンサー小島慶子さんは言います。「就職活動の自己PRは「実況で構わない」 小島慶子がアナウンサー試験の裏側と面接官に響く自己PRを語る - ライブドアニュース」の記事では、小島さんならではの自己PRのアドバイスが書かれているので、それを紹介したいと思います。

 

「とっておきのネタなんか言わなくても、その日食べた朝ごはんとか、その日に駅から放送局まで来るまでの風景っていうのは、どんだけ平凡だろうと思っても、あなたしか体験していないことなので、それを話すだけで良いんですね」と、その理由を話した。

さらに「今日は試験なので、緊張しちゃいけないと思って、いつも通りの目玉焼き2個を食べてきました。その後、お気に入りの服を着てきました。駅からここまで、このように歩いてきましたっていう、ごく平凡な話を、相手に親切なように話をするのよ」と具体的な例も話してみせた。

小島は「面接官ってね、話の内容なんか大して重要視してないのよ。話してらっしゃる雰囲気とか」「(その人が)かもし出す全体を見ているので、話の内容以外のところから、良いところを拾ってくるんですよ」と、面接する側の心理を解説。

 

上記のアドバイスを読むと、話の内容は大して重要視していない。面接は印象で決まるということもよく言われていますが、話の内容も全く関係ないわけではないが、印象に差をつけられるほどの話は題材はそうはないので、身の丈にあったものを選べば良いと。何気ない、些細な話でも良い。問題は、その話をどのように展開させるか?ということです。小島さんの意見によると、初対面の人に、自分の話を全く知らない人に、自分の持っているエピソードを話すのだから、どうすれば分かりやすく伝わるか?といったことを念頭に置いて話すように意識すると良いのです。すると、自然と話が長くなり、内容が充実し、情報がたくさん入り、面接官としても、具体的に何を言いたいのか?自分の頭の中で想像しやすくなるのです。面接官が自分の頭の中で想像しやすくなるように話す。というのは、1つ大きなポイントになります。

 

そして、別の機会で小島さんが話していたのは、あえて核心部分を言わないということです。つまり、自己PRなんだけど、PRしてはいけないみたいなね。これは面接官の心理を上手く読んでいるなと思うのですが、面接官は人事がやっているわけだけど、ジンが評価されるための最大のポイントって何か?っていうと、採用した人が凄い有能だったり、会社にとって欠かせない人材になったときなんです。つまり、オレだけが、私だけが気付いた、見つけたっていうダイヤの原石みたいな人を掘り当てたい!という意識で面接に臨んでいると。そうなると、じゃあ、それを見つけさせてあげましょうということになるのです。これは言っていることがよく分からないかもしれませんが、つまり、自己PRっていうのは、PRをするわけだから、自分がこういう人間だ!というアピールを、ついてしてしまいがちなんです。しかし、面接官からしたら、最初にこういう人間だ!またはこういう能力があるみたいな話をされると、お笑いのオチが最初にきたみたいで、以降の話が全然面白くないと思うのです。

 

また、自分はこういう人間だ!または、こういう能力がある!と自分でネタバラシをしてしまうと、先ほど言ったダイヤの原石を見つけるような部分がなくなってしまう。だからこそ、さりげなく自分の良さを漠然と話して、面接官にそれを気付かせる。小島さんが言っていた具体例は、「よく雲を見ていて、どこまで行くんだろうと追いかけてしまう。気付いたら銚子まで行っていた」といった内容を話すと、面接官が「この人はとんでもなく好奇心が旺盛なのか!」と、その話から良いところを見つけてくれえるのだそうです。基本的に面接官というのは、話の中から良い部分を探そうとしてくれるわけです。そして、一見大して役立ちそうにないことを言ってはいるが、実はこれ凄い人なんじゃないか?という思いにさせる。言ってしまえば、他の面接官ならば落とすかもしれないが、俺はこいつの凄いところに気付いている!こいつはオレが見つけたダイヤの原石だ!と見てくれるか?がポイントになるそうです。

 

こういったやり方は必ずしも成功するとは限りませんが、倍率がとんでもないアナウンサーとして就職するには、一筋縄ではないかないということかもしれません。普通にやっても難しい試験なので、1つ先輩のアナウンサーのアドバイスを参考にしてみるのも良いでしょう。また、こういった手法はアナウンサー以外の企業の面接でも生かせると思うので、是非参考にしてもらえればと思います。自己PRなのに、あえてPRはしない。PR内容を分かりやすく伝えて、後は面接官に感じ取ってもらう。だいたい、自分で〇〇な人間とか、〇〇な能力があるといっても、何だか疑ってしまいますからね。面接官からしたら、それはこっちが判断することだ。みたいに思っているケースもあるかもしれません。したがって、面接官の心理面を考えて、気持ちよく学生を見られるように、こちら側も配慮していけると就職活動で内定が取れる確率が上がるかもしれないのです。

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