リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?

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詐欺などの批判で炎上も!AO義塾の評判や口コミはどう捉える?本質部分を見極めよう

推薦入試やAO入試で大学合格を目指す人も多くいると思いますが、そういった生徒らにとって有名なのが「AO義塾」という予備校です。ここは一般入試ではなくて、推薦やAO入試での大学合格を目指すための指導をしています。AO義塾の評判はネットで探せば多く見つかりますが、批判も多いみたいです。そのうちの1つの批判が以下で引用している部分になります。予備校における合格実績というものをどう扱うか?についてですが、AO義塾に対する批判としてはちょっと弱いと思いますね。AO義塾はこういった批判でたびたび炎上することもあるようだけど、この批判についてはあまり正当性がないと個人的には思っています。今回は「東大推薦入試の「合格実績」は誰の手柄なのか | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準」からの記事を使わせたいただきました。

 

>塾業界には合格実績表示に関するガイドラインが存在するが、AO義塾の代表の斎木陽平氏は、その存在自体を知らなかったと私に告白した。ということは、東大推薦入試だけでなく、過去の慶應大学をはじめとするAO入試での実績もガイドラインには沿っていなかった疑いがある。

そもそも推薦入試やAO入試の合格実績の取り扱いは難しい。たとえばAO義塾に先駆けてオープンしたAO入試対策専門塾の「洋々」では、一切の合格実績を発表していない。その理由を洋々の江口輝亨氏は次のように説明する。 「AO入試や推薦入試というのは料理コンテストに例えられると思います。受験生が18年間という半生の中で得たものが、それぞれの冷蔵庫の中に素材としてすでにあって、それを使ってできるだけおいしい料理(その大学のその学部にとって)を作ってみてということだと思うのです。

素材が良ければおいしい料理ができる可能性は確かに高いですが、素材だけでは料理の味は決まりません。その素材を活かしながら、どのようなメニューを作るか、どのようなレシピで作るか、どのように盛り付けるかを一緒に考えることととらえています。 さらに、AO入試対策においては、塾と受講生の関わり方も千差万別であると、江口氏はいう。

(中略)

「高校生になった段階からAO入試を目指し、高校生活の過ごし方から相談を始める場合もありますし、本番直前に模擬面接を2〜3度行うだけの場合もあります。それを一律に塾の実績として宣伝に使うのはフェアではない」

たとえば驚異的な東大合格実績(一般入試)で知られる大学受験塾「鉄緑会」では、6年間をかけて東大入試対策を施すことをコンセプトとしている。良くも悪くも長い時間をかけて、毎年300名を超える東大合格者を育てている。 しかし、AO入試対策塾においては、生徒にかかわる長さも濃さもまちまちだ。 6年間手塩にかけて育てた「合格者1名」と、1次選考を通過してから模擬面接をしただけの「合格者1名」では、塾が掲げる合格実績としての重みはまるで違う。

 

塾の合格実績をどう扱うか?についての問題提起で、この記事を見ると批判者としてはAO義塾のような予備校の場合には、予備校側の生徒に対しての貢献度合いが千差万別であり、それらを一律に塾の手柄にするような形での実績公開はいかがなものか?という主張なのでしょう。私の意見になりますけど、AO義塾のような実績公開は問題ないと思います。というのも、問題の捉え方が違うんですよ。問題はそこじゃないです。実績をあたかも塾や予備校のすごさとありがたがってしまう方に問題があると思います。そもそも実績を信頼する方が間違っているということです。例えば、司法試験の合格実績とかありますよね。東大、早慶上智、あとは中央大学とかがだいたい上位に挙がっているのかな?これもあえて公開しているということは大学側の手柄としているという姿勢に見えます。でも、こういう司法試験の合格実績って大学がすごいんですか?合格実績はあくまでも相対的な順位付けが重要であり、特定の大学が他の大学よりも合格者数が多いということがキーになるわけです。

 

しかし、そこに在籍している学生のレベルがそもそも違うわけです。大学ごとに学生の頭の良さも違うし、司法試験を目指している人数も違う。そして、はっきりしているのは合格しやすい人間、合格確率の高い人間は、合格実績の上位の大学を目指して入学しているケースが多くなるということです。つまり、司法試験について情熱が高い人ほど実績のある大学を目指しますから、過去の司法試験の合格実績が呼び水となって、東大、早稲田、慶應上智、中央などの大学には元から合格確率の高い、能力の高い人間が多く集まっています。司法試験の実績が下位の大学と比べてね。そりゃこういった合格率の高い学生が集まる大学が司法試験の実績で上位にくるのは当たり前でしょうよ。ということなのです。司法試験の合格実績の差は在籍する学生のレベルの差の方が大きく、大学ごとの実力の差とは言い難い部分もあるということになります。そもそも大学の指導力というものは比較ができません。A大学とB大学の指導の仕方を見てどっちがより優れているか?っていうのは主観の問題になってしまうので。だから、司法試験の合格実績に関して大学ごとの差を見出すというのは厳しいと思います。これは就職率とかもそうです。高校生の段階から就職率の高い大学に行った方が良いのかな?と考えている人は多くいて、そういう就職に対する意識が強い人ほど就職率の高い大学に行きますので、結果として就職率の高い大学は就職可能性がより高い学生が集まりやすくなるとなり、他の大学と比べて就職率の高さを維持しやすくなります。世の中の実績っていうのはそういうカラクリがあるので、そういうところに気付けるか?どうかが重要です。だから、AO義塾が批判されている問題っていうのは、世の中でありふれた問題の1つでしかないのです。

 

合格実績をどう扱うか?っていうのは正解がないと思います。どこまでを、どういうケースを合格実績に含んで良いのか?というのはそれぞれの考えによります。だから、AO義塾みたいなケースがあっても悪いとは言えない。ただ、そういうやり方をしていると、AO義塾に対する口コミなどであそこは詐欺まがいのことをしているよ?とか広まってしまい、評判が下がって経営に影響が出るかもしれないということなのです。そのリスクを背負って良いと思えるならば、好きなようにやれば良いという結論になります。AO義塾のやっていることが実際に詐欺まがいか?どうかは判断しかねますけど、そういう言い方をする人が世の中にいるならば、評判には影響するでしょう。その評判への影響をAO義塾が問題ないと捉えているならば今後もそういうスタンスで合格実績を公開するだろうし、問題だと思うならば改める可能性もあるということになります。AO義塾が信頼できるか?どうかは合格実績の公開の仕方のみで判断できるわけではありません。ちゃんとサービス内容などを吟味しないといけないと思います。あとはAO義塾の利用者の口コミなどをチェックすべきでしょうね。そのうえでAO義塾の評判を調べたうえで信頼できるのか?どうかを決めないといけません。

 

AO義塾の斎木氏が炎上することがあるからといって、AO義塾全体が問題とは言えませんし、炎上しているからといってそもそも斎木氏が悪いとも限りません。炎上させている側がおかしなことを言っている可能性も検討しないといけないのです。ただ、こういった問題提起は重要だと思います。実績というものをそのままストレートに評価すべきではないという視点を私たちは持つべきだという意味合いも含まれるならば、私はこの記事の重要性はあると思います。しかし、合格実績をどう捉えてどのように載せていくか?はそれをする側の裁量や考え方の問題でもあるので、どうしようもない部分も含まれます。そうなると、やはり合格実績を見る側が、ストレートに評価してはいけないという考えを持つほうがよっぽど大事だと思います。AO義塾は炎上しているからダメだと捉えるのではなく、AO義塾は合格実績が優れているから良いと捉えるのではなく、もっと本質部分を見極めていかないといけません。そういう意味では、AO義塾の評判などもそれぞれの主観の評価なので、鵜呑みにはしない方が良いです。参考にしてもいいですけど、それはその人がそう感じたということであり、客観的な評価とは違いますから。

 

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