リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?

現役の大学生などが充実した毎日を送ることができるように、有益な情報を提供していきます。※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

【当ブログでは記事上部や下部、サイドバーなどでアフィリエイト等の広告の掲載をしています。】

奨学金を返せない若者はどうなる?給付型奨学金は反対やデメリットもある?

給付型奨学金の数をもっと増やすべきか?という話題がすでに出ています。奨学金を返せない大学生などが多くいて、中には中退をしたり、卒業はしたが返済ができずに自己破産をしたりという人が多くいるようなのです。そういった状況を受けて給付型奨学金の数を増やすべきではないか?という意見が出ています。給付型奨学金は返済義務がない性質の奨学金なので、学生からしたらリスクがないわけで、そういったものを増やしてほしいというのはあるでしょう。ただ、給付型奨学金には反対の声もあります。どれだけあるのか?は分かりませんが、国が創設するということであれば、財源は税金だろうし、そこで反対の声が出てくるのはなんとなく予想ができます。現状、学歴を得るということが一種の社会的なインフラになっている側面はあるわけです。大学の場合はともかく、高校を出ていない人は中卒になってしまうので、いろいろな面で不利になるkとが予想されます。就職も厳しい可能性がありますし、そういう現状を見ると、学校に通うことが、まともな人生を送るためのインフラに近い状態になってしまっているのです。そこで真面目に勉強をするか?しないか?もはや関係なく、どの学校を卒業しているか?学歴はどの程度か?で人を判断する側面がどうしてもあるので、大学や高校にy奨学金を借りてまで行く人が出てくるのは頷ける話ではあると思うのです。

 

しかし、炎上騒ぎにもなった上西議員がツイートしたように、大学に行けば幸せになれるとかそういう話でもない。というのもまた事実だと思います。大学に行って就職ができるか?というと、そうとも限りません。そもそも大学に行く理由が就職のためとは限りませんけど、就職で有利になるからというのが少なからず理由の一部になっている人はいると思います。でも、大学に行った方が就職に有利になるのは本当でしょうか?イメージだけそう思っている人がいると思うのです。単純な就職率を比べると高卒の方が高いです。それは4歳若いからというのも原因としてあると思います。大卒の方が給料が高いですし、それだけ能力が高い人、将来性が期待できる人といったハードルが上がってしまうのです。4つ歳をとっている分、高卒にはないようなものを持っている人じゃないと大卒では採用されない傾向というのもあります。だから、大卒で就職できなかった人の中で、高卒なら就職できたのに・・・という人がいると思うのです。だから、上西議員が言っていたことも完全に間違いとも思えないのです。奨学金を返せない理由が給付型ではないからということで、給付型の奨学金をいつから導入するのか?という待望論はすでにあります。

 

しかし、そもそも奨学金を返せない理由が給付型でないということならば、給付型を導入したとしても、問題の根本的解決にはならないでしょう。というのも、給付型奨学金をいつからか?分からないけど仮に導入したとしても、その制度を受けられる人数は限りがあるので、依然として返済義務のある奨学金を利用しないといけない人は大勢残ってしまうと思うんですよね。だから、問題の根本的解決にはならないという意味では給付型奨学金を導入するメリットがどこまであると言えるか?は微妙です。それに反対する人がどれだけいるか?にもよると思います。私の意見としては、結局学歴が社会の中のインフラのような状態になってしまっている現状を改めることの方がよっぽど重要だと思います。つまり、学歴なんか一切関係ないという社会があれば、大学に進学する人は間違いなく減るでしょう。それこそ高校に進学する人も減るんじゃないか?と思います。学歴がないことの1番の問題点は仕事や収入に関してでしょう。つまり、そこがネックになるから学歴つけておかないとマズイよね。という認識に多くがなるのではないでしょうか?だから、結果的に奨学金を借りてまで大学や高校に行くという人が増えて、結果として奨学金を返済できない若者が増えるのです。

 

奨学金を返せないとどうなるのか?というと、大学中退という可能性もありますし、卒業できても自己破産をしないといけないという事態になる可能性もあります。奨学金を返せない若者が増えている現状には、貧困層が増えているという理由もあるかもしれないですが、そもそもそこまでして学歴を手に入れないと困る社会の存在が根本的にあるわけです。給付型の奨学金はやはりデメリットとして財源負担の問題と国民世論の問題がありそうです。これはデメリットというよりは導入の障壁でしょうか?給付型奨学金の導入はいつからなのか?と待ち望んでいる人は多くいると思いますけど、あまり現実味がなさそうな案な気がします。だから、学校に通わないと困る人が学校に不自由なく通えるようにするのではなくて、学校に通わなくてもまともな人生を送れるような社会にする方がよっぽど建設的だと思います。趣味や教養のために、勉強したいという理由で大学に進学する場合には、それは自己負担で、自己責任と言えるような社会があれば、そもそも奨学金の問題はここまで大きくならなかったでしょう。

 

現状は学校に通えないと困る社会が存在しているので、奨学金を返せない若者は自己責任だ言えないと思うのです。だから、高いバッグが欲しいの!と同じ感覚で、高い授業料を払って学校に行きたいの!と言えるような社会があれば、学校に行く、行かないはそれぞれの自由になりますから、そういう社会作りが理想なんじゃないでしょうか?奨学金を返せない理由や若者の実態が明らかになってきたことで、その根本的な部分に気付けるチャンスだと思うんですよね。奨学金を返せないとどうなるか?の想像ができても、そのリスクを背負わないといけないと思わせる社会がある限りは、この問題は永遠に解決しないと思います。社会保障を充実させることが今声高に叫ばれている面もあります。これからの将来を踏まえて話題になっているベーシックインカムがありますが、これが仮にあれば就職のことを考えて、奨学金を借りてまで学校に通うという選択をする人は減るでしょう。それは学歴を得られなくてもとりあえず生きるのに困らないからです。そういう社会を模索する方が私は長期的に見て望ましい社会を作ることができると思います。

 

あわせて読みたい記事