就職活動中にはいろいろと理不尽な目に遭うこともあるかもしれません。それが学歴フィルターというものでしょう。学歴で事実上の足きりをされてしまい、受けたい企業の選考に進めないというものです。学歴フィルターは理不尽なのか？しょうがないのか？というのは、人によって言いたいことはあると思います。ただ、多くの人が気になるのは学歴フィルターって、一体どの大学からひっかかるのか？ということだと思います。一体ボーダーラインはどこら辺になっているのか？学歴フィルターといっても、設定している企業ごとに違うでしょうし、一概には言えませんけど、だいたいの相場みたいなのはあるみたいですね。間違いなく引っかからないだろうと思えるのが関東圏の私立大学でいえば、早慶上智やMARCHの大学群ではないでしょうか？このあたりのレベルの大学は学歴フィルターがあったとしても、９９％ひっかからないと思います。
特に早慶上智はまず学歴フィルターは関係ないでしょう。マーチもまず大丈夫だと思いますけど、かなり有名な大企業とかだと、もしかしたら、ひっかかる可能性もないとはいえないかもしれませんけど、９割がた大丈夫じゃないでしょうか？その下の日東駒専とか、成成明学獨國武あたりになると、多少学歴フィルターⅡ関係してくる大学群じゃないか？と思います。ただ、この辺の大学もそんなに説明会を予約しようとしたら、満席になっているとか、そういうケースは少ないんじゃないか？と思うのです。そういうケースもあると思いますけど、それは本当に先着順で埋まるのが早くて、満席表示されているという場合じゃないか？と思います。このあたりの大学のレベルだと７割くらいの確率で学歴フィルターは回避できそうな気はしますけど、これも大企業とかになると、ひっかかる可能性は十分あると思います。
そして、さらに偏差値的にはやや下がって大東亜帝国くらいのレベルになると、学歴フィルターを設置している企業であれば、かなりひっかかる可能性は高くなりそうな気がしています。このあたりは偏差値もちょうど５０くらいの大学だと思いますけど、ちょうど真ん中くらいですよね。学歴フィルターを利用している企業のボリューム層はおそらく日東駒専からマーチくらいの間が多いのではないか？と思うので、それより下になると、学歴フィルターによって、門前払いを食らってしまうケースというのは、かなり増えると思います。大東亜帝国というのが、一応大学ランクでいうとEランあたりになるのでしょうか？それより下にいくと、今度はボーダーフリーといって、一括して扱われてしまう大学群になってしまうので、そういう大学の学生がある程度大きな企業（応募倍率が高そうな）にエントリーすると、学歴フィルターに舞い込まれるケースもかなり増えてきそうな気がします。
学歴フィルターは、こんな感じで、ある一定のレベル以下の大学群に発動するトラップカード（遊戯王カードを知らない人はごめんなさい！＞＜）のようなものでしょう。しかも、それが発動したのか？は分かりません。先ほど言ったように、本当に先着順で早く埋まってしまって予約できないのか？学歴フィルターのために自分だけ予約できないのか？学生からは区別が出来ないのです。そこが非常に厄介なところだと思います。学歴フィルターはそれを設定している企業も、それを公表したりはしません。公表してほしい！という声もたまにちらほら聞こえますけど、それを公表することで学生側は喜ばしいかもしれませんけど、企業側にこれといってメリットがありません。それどころかバッシングを受けかねないので、やっぱり公表に踏み切れない事情があるのでしょう。
学歴フィルターが存在するというのは多分確かだと思います。学歴フィルター自体は存在してもしょうがない面もあると思うんですよね。ネットからのエントリーが簡単にできてしまう現在の状況を踏まえると、面接などの選考に進む前にある程度人数を絞っていかないと、とておじゃないが全員を見ている時間はないのです。だから、その足きりとして学歴が利用されているだけというだけで、他の方法で足きりをしても、また別の文句がくるだけじゃないか？と思います。だから、学歴フィルターをなんとかしてくれ！と思っているのならば、ひたすらエントリーするのをやめるしかないです。みんなが挙ってエントリーする数を減らしていけば、要は足きりをする必要がなくなっていくのですから。
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