就活の学生時代頑張ったこと、自己PRで高校時代の話はあり?
就職活動における自己PRとかの話題は高校時代とかではダメなのでしょうか?はっきり言うと、ダメということは誰が決めるか?って話です。企業が自己PRを聞くときの思惑からすると、高校時代よりは大学時代の方が望ましいですし、できるだけ直近の話をした方が良いのは間違いないと思います。大学1年よりも大学2年の話が良いということです。基本的に話題を考えるときにはできるだけ最新のものを聞きたいというのが、企業の本音だと思うので、ちょっと昔になってしまうものは避けた方が良いというか、少なくとも企業側あまり臨んでいないだろうということになります。ただ、それを言ってしまうと、多くの就活生は何らかの嘘をついたり、話を膨らませたりするわけですよね。高校時代の話を大学時代の話として話すのも、その一環にしかならないような気はします。
全てを思っているまま話す、全てを正直に話す学生はまずいない。そんなことをしても受かるとは思えないからです。だから、何かしら嘘をつくはずなんですよね。そうなると、高校時代の話であって、それが真実の話ならば、そういう嘘の中の1つに入ってしまうでしょう。嘘をつくことの是非については別途議論する必要はあるでしょうけど、就職活動において全てをありのまま正直に話すべきと主張する人は多くないと思うので、私も嘘はしょうがないと思いますし、高校時代の話を大学時代にしたことにするか、特に時期は明示しないか、することもあながちいけないこととは思えないのです。残念ながら嘘を上手くつけない学生や演技ができない学生は内定が貰えないわけですから、この状況を鑑みると、嘘をつくのがいけないとはとても言えないのです。嘘をつくべきではないと、とてもじゃないけどアドバイスは出来ないです。
一般的に言われるのは後々バレるリスクの高い嘘はつくべきじゃないとされています。バレるリスクが高い嘘というのは、企業がちゃんと確認をとる事項についてです。企業がいちいち確認をとるということは、それだけの手間をかけてでも確認しないといけないくらいに重要なことという認識があるからでしょう。学歴、成績、年齢とかですかね?このあたりのことは嘘をついてもバレますし、企業としてもわざわざ確認をしているので、嘘をついてほしくないと思っているのでしょう。それ以外の事柄については嘘をついても良いとは思ってないだろうけど、あえて確認するほどのことじゃないというか、確認するだけの手間をかけていられないからこそ、中でも重要なものだけに確認作業の時間と手間を費やしているのです。それ以外のものは、ある程度は嘘をついてくる前提で身構えているのではないでしょうか?面接中に話す話題のほぼ全てはそれに当たると思いますね。いちいち嘘か?どうかを確認はしていませんし、するほどことでもないという認識の可能性も高いと思います。
自己PRとか、志望動機とか、学生時代に力を入れたこととか、やってみたい仕事とか、その他多くの質問はだいたい嘘が混じっているはずです。何で嘘をつくのか?それは嘘をつかないと内定が貰えないだろうという予想もあれば、嘘をついてもバレることはないだろうという確信があるからでしょう。調べようがないですし、調べようともしないでしょう。こっちが矛盾したことを言って不信感を抱かせたりしない限りは、そんなに疑ってくることもなさそうですね。嘘をつかないで就職活動をやり切れれば、それに越したことはないでしょうけど、それも現実的には難しいと思いますから、ある程度はしょうがないと思いますし、ある程度の嘘は咎める人はいないと思うのです。大学時代のことを話すと言うのも、そっちの方が望ましいというのはあるが、どうしても大学時代に話すべきエピソードがない場合には、高校時代にまで遡って探してみて、良いのがあればそれを使うというのも、現在の就職活動事情を考えると致し方ない部分が大きいと思います。1から完全な嘘をつく人もいますからね。それ比べたらまだマシですよね。どれだけの自分を誇張できるか?魅力的に見せられるか?という点も就職活動においては求められているのかもしれません。