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内定の保留は嘘で承諾すると言えば、内定取り消しは免れる

内定をもらったが、まだ就職活動を続けたいという場合も十分考えられます。その場合、内定を承諾せずにちょっと待ってもらう必要があります。そういう内定を保留してもらいたいと考えている学生もいると思いますが、その内定を保留していると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。それが内定取り消しです。内定を承諾せずに保留していると、ある日電話がかかってきて、「やっぱり取り消す!」と言われる例が結構あるみたいなんです。これは本当に他人事ではなく、事実としてあるみたいなので気をつけた方が良いです。内定を保留していて、数日で取り消されたという声もネット上にあります。ただ、普通に考えたら内定取り消しというのは、好き勝手に行なえるものではなく、ちゃんと法律の範囲内で行なわないといけないので、こういう内定取り消しがそもそも許されるのか?というのが問題になります。ここで重要なのは、内定通知をすでに受け取っているか?ということです。

 

内定通知は、内定を客観的に証明するものであり、口約束での内定などとは違い、証拠にもなります。ただ、口約束だと内定を客観的に証明するものがない場合もあり、内定取り消しをした企業を訴えても勝てません。そこでこの内定通知書の存在が非常に大きいのです。だから、内定通知書が届いているのに、内定を保留していたら取り消しされたというケースは、その保留期間が社会通念上相当と言える範囲を逸脱していない限りは、内定取り消しは不当と判断される可能性があります。数日はもちろん、1週間、1ヶ月くらいであれば、少なくとも正常の範囲内だと思います。その期間内にまだ返事をしていなかったからと言って、取り消しをするのは通常では許されないと思うのです。企業にも都合はあるでしょうけど、法律上は学生の方を優遇しているので、このケースでは内定取り消しは不当になるのではないでしょうか?ただ、内定通知書を受け取っていないと、企業がそもそも内定なんか出してないと言えば、それが通ってしまう可能性もあり、内定通知書を受け取るまでは気が抜けないのです。

 

したがって、内定保留の態度を示すのは、内定通知書を受け取ってからにしましょう。というか、そもそも内定を保留する必要なんかないんです。常識的には、できるだけ早く内定辞退をする場合は、伝えるべきとなっているのですが、保留とすると、最悪内定取り消しをされる場合もあり、裁判を起こしても確実に勝てるとは言えません。そうなると、とりあえず内定を承諾してしまうのが良いかもしれない。就職活動は続けて、希望のところから内定が出れば改めて辞退をする。出なければそのまま入社するという形で良いでしょう。これならば、内定を保留するという態度にはならないので、よほどのことがなければ内定取り消しにはなりません。学生は内定辞退は入社式の2週間前まではOKですから、3月の中旬くらいまではいつでも好きなときに内定辞退ができます。それは入社を承諾していてもです。つまり口頭で入社すると約束していたり、内定承諾書にサインをしていたりしていても、それは別に法律的に入社が強制されるわけじゃないので、そういったものをこなしていて、明らかに入社する意思表示を示していても、法律上は後から辞退をすることは可能です。だから、こういうやり方をすると、批判に晒されるかもしれませんが、保留のつもりでも入社しますと言っておけば良いということになります。法律上やっても良い行為なので、批判される謂れはないわけですが。

 

また、実際に内定を保留していただけで取り消しされるような事態が実際に起きているわけですから、そういう事情を踏まえると、内定を保留しているけど、入社します!と言ってしまってもしょうがないですよ。そういう企業がある限り、学生側もいかに内定を守るか?でも、就職活動を続けたいという希望を達成するか?という両方を考えますから、その結果がこういうやり方になる可能性もあるということです。ちゃんとそれなりの期間は待ってくれる企業であれば、こんなことをする必要はありませんが、すぐにでも答えないといけない、待ってくれない、内定取り消しをしてくるような企業があると、学生側もいかに自分を守るか?考えないといけないですから。逆に企業側は法律上、強制的に入社を義務付けることは出来ません。学生は入社したいといえば、内定を貰っている以上、それを義務付けることはできますが。そういう意味でいうと、企業側も不利といえば不利なので、そういう圧力をかけるというか、内定を早く承諾しないと取り消すぞ?みたいな脅しをかけたり、内定式や内定者研修という名目で内定者をできるだけ拘束して、就職活動を継続しづらくしているという面もあるのです。

 

だから、どっちもどっちという感じでしょうか?駆け引きですよね。企業は内定を出した人に1人でも多く入社してもらいたいが、学生はまだ他にも企業を見ておきたいと思うでしょうから。だから、これは両立は厳しいわけですから、どっちかの利益しか生まれないことになります。お互い内定を出した後、貰った後気が抜けないので、本当に大変だと思いますよ。ただ、就職活動を引き続き続けていくというのは、法律上OKの行為なので、そのために必要な策、自己保身のための策を講じていくのは学生の気持ちになるとしょうがないでしょう。本当に就職活動というのは、お互いの鬩ぎ合いだなと実感しますよ。内定を保留したいと考えたときには、いろいろとなリスクに備えて行動をしないといけないということですね。

 
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