就職活動を行っている学生の中には、中小企業ならなんとか内定がとれるんじゃないか?と思っている方もいるのではないでしょうか?最初から大手は狙わず中小や零細狙いという人もいれば、最初は大手狙いだったが、これは無理そうだと思って、抽象狙いに転換したというケースもありそうです。確かにイメージでは中小の方が内定はとりやすいイメージはあるかもしれません。現実にそうなっているか?というと、必ずしもそうじゃないです。それはどうしてでしょうか?簡単です。みんなが同じこと考えるからです。大手に多くの学生が集まるのは何故ですか?みんな安定志向だから、会社が潰れにくい、リストラに遭いにくい大企業をみんな受けたいと思うわけですよね。ただ、そういう状況を目の前にして、大手の企業はたくさんの人が受けに来るから、受かりづらいというのも皆さん分かりますよね。そうなると、相対的に中小企業、零細企業の方が受かりやすいのでは?と考えるのもみんな一緒です。
だから、大企業も相変わらずだが、中小企業もそれなりに難しいところが多いです。そして、特に注目してもらいたいのが募集人数です。リクナビやマイナビを見てもらえれば分かると思いますが、多分採用ページの下の方かな?そこら辺に募集人数、採用人数が書いてあると思います。大企業は100人以上とかが多いですね。ただ、中小企業だと、多くて30人、40人とかでしょうか?平均10~20人くらいじゃないでしょうか?零細企業とかになると、採用人数が1名、2名、若干名とか書かれていることも多くあります。つまり、確かに受ける人は中小や零細の方が少ないかもしれないが、元々採る人数も少ないから、結局中小企業や零細企業も倍率はそこそこ高いというケースもザラになる気がします。募集人数が2名とかだと、20名も来れば10倍ですから。応募人数が20人しかいないというケース自体がかなり稀というか、少なすぎるくらいだと思いますけど。だから、中小企業や零細企業であっても、大企業と同様受かりづらいところは存在するということですね。
じゃあ、どうすれば良いのか?というと、例えば会社説明会が1つ便利なんです。会社説明会の予約ページを見て、すぐに満席になるようなところは、ここは中小企業だろうと間違いなくたくさん受けにきます。逆に時間が経ってもあまり埋まらないとなれば、そこは相対的に不人気であり、受けに来る学生の数も少ないと予想できます。あまり待ちすぎると自分も予約できなくなるので、参加したい会社の場合、早めに予約をしておいて、後で様子を観察しておいて、全日程がすぐに満席になってしまうとかであれば、ここは受けても受かる可能性が少ないなと判断できるのです。そこからやっぱりキャンセルするか、可能性は少なくても一応受けみるか、決めることになります。また、先ほど言ったように、企業ごとの採用人数も1つ目安になります。大企業よりも中小企業の方が受けに来る学生数が少ないというのは間違いないと思うのです。ただ、採用人数によっては、倍率があまり大企業と変わらないケースもあるってことですから、採用人数がそれなりに多いところは、倍率はそれほど上がらないだろうと予想も出来ると思います。例えば、どれくらいですかね?30人以上とかであれば、中小企業とかでもまあまあの募集人数だと思いますよ。
就職活動を行うときに使っているナビサイトは工夫をすると内定をとれる可能性が上がるかもしれません。多くのナビサイトは学生が企業を検索して、その中で良いなと思った企業にエントリーをしていくことになると思います。しかし、中にはそれとは真逆のナビサイトがあるのです。企業が学生を検索して、学生をスカウトするサイトがあって、それが「キミスカ」になります。このキミスカは企業から学生に声をかける点が斬新です。従来は学生が企業にエントリーをして選考を受けていきますから、その過程で企業が学生を欲しいと思わなければ採用されないでしょう。しかし、キミスカのようなサイトは企業が学生に声をかけるため、その時点で学生に大きな関心を寄せていますから、選考を通じて自分に興味を持ってもらおうとする場合よりも採用可能性が高いと言えるかもしれないのです。学生をスカウトするってことは少しでもその人材が欲しいという気持ちがあるはずですから。また、キミスカからスカウトが着て、その企業を受けると一次選考や二次選考をパスして選考に参加できるという特典がある場合もあります。だから、そういった点も内定の可能性を高めてくれるのです。
また、スカウトはいろいろな業界、企業から来ますから、自分が当初思い描いていなかったような業界からスカウトが来ることもあります。そうなれば、自分では興味もなかった業界が実は自分に対して適性を見出してくれているという発見もあったりと、今まで以上に就職活動に関しての視野が広がったりして、当初は受ける気がなかった業界の企業を受けていくなどできれば、より多くの企業との出会いのチャンスが広がるといった効果もあると思います。このキミスカは登録してしまえば、スカウトを待つのが基本ですから、スカウトがくるまでは今まで使っていたナビサイトを引き続き利用して、企業にエントリーしていくという方法もとれます。そして、スカウトが来たときだけ、その度に返信などをしていくと良いと思いますから、いつも使っているナビサイトを使いながらキミスカを利用できるため、併用ができるわけです。併用ができれば、自分で企業を検索しながら、企業もあなたを見つけてくれるかもしれないので、単純に内定のチャンスが増えると思います。キミスカは絶対にスカウトがくるとは限りませんけど、サイト内にスカウトを獲得するためのコツなどがまとめられているので、そういったものを参考にしながら利用していくと良いと思います。
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