AO入試は頭悪い、バカでも入れる、アホでもOKだとしても一般入試と難易度は変わらない
AO入試って羨ましいですか?一般入試と比べると、より簡単に大学に入れている気になるから、そういう感じがする人もいるかもしれませんが、正直言って、私はAO入試は難しいと思いますよ。倍率だけで言えば、一般入試とそんなに差はないのかな?と思います。大学のランクにもよると思いますけど、ある程度上位大学になると、5倍前後くらいが多いのでしょうかね?一般入試よりは、確かに苦労する量は少ないかもしれないです。でも、合格のための難易度は無茶苦茶高い気がします。一般入試って、言ってしまえばただ勉強していれば良いだけですから、間違った、成績が伸びないような勉強法をしていない限りは、時間さえかければ偏差値が上がっていく。だから、極端なことをいえば、5年くらいかければ、国内のどの大学にも受かるくらいの学力はつくと思います。つまり、時間さえあれば、労力さえかければ受かるのが一般入試になります。しかし、AO入試は勉強ではなく人間性を見られています。
勉強は正解があって、そのための勉強をするだけというシンプルな内容ですが、AO入試は、人間性とかいう、曖昧でよく分からない概念を基準に合否が決まるので、何をどうすれば良いのか?方法論がさっぱり分からない。面接や小論文、集団討論などが主流かと思いますけど、これらは正解というものが存在せず、受かるための確実な方法論がないため、何の努力もせずに受かってしまう人もいる一方で、5年、10年かけても受からないケースもありえると思います。まあ、どちらか良いか?ってことですよ。一般入試とAO入試は。結果的に受かった人だけをみればAO入試の方が羨ましくなるかもしれないが、受かった人は選ばれた人間なのだから、ある意味特別な存在であり、それに誰もがなれるわけじゃない。一部の人間しかなれないのだから、そう考えると、一般入試と難易度は変わらないと思う。というか、比べるのも難しいですけどね。ちなみに私はAO入試とか、絶対に無理です。多分、受からないと思います。よほど倍率が低い大学じゃないと無理でしょう。
でも、そんな大学は恐らく行きたいと思えないと思うので、私が行きたいと思える大学の範囲内ではまず合格は無理だと思います。面接とか大嫌いですし、苦手なので、絶対に受からないでしょう。私は勉強している方が楽です。だから、私はAO入試で受かる人って凄いと思います。慶應に一般入試で受かった人も、AOで受かった人も、同じくらい私は凄いと思いますよ。だから、AO入試は努力よりも才能の方が結構重要だと思っていて、努力で何とかなる可能性があがる一般入試の方が、例えば慶應に受かる難易度で言うと、むしろ簡単な人も世の中には大勢いると思うんですよね。そういった意味では、AO入試はバカでも入れる、アホでもOKみたいな指摘は、学力が必要ないという意味では間違っていないかもしれないが、特別の才能がないと受からないのだから、バカやアホの中でも特定の優れた才能を見出された人間しか入れないのです。つまり、結果AO入試で入学しているのは、アホやバカかもしれない。でも、大半のアホやバカは落ちているわけですから。有名大学ともなればね。私は別にAO入試で入学する人間をバカやアホとは思ってはいませんが、世間はそう思っている人も多いのでしょうね。多分、そういう人は勘違いしていますよ。
そういう人間が多いのは、AO入試は=頭悪い人間でも入れるとか、AO入試は甘えみたいな考えに固まっている人だと思います。でも、頭悪い人間が大学に入ってはいけないのですか?そもそも大学側は勉強できる人間だけを求めているわけじゃないのです。だからこそ、学力以外の点に注目して学生を集めるわけです。したがって、AO入試で入る人間が仮に頭悪いとしても、頭悪い人間が大学に入ってはいけない理由はないのです。大学がそういう人間を欲しがっていて、それに魅力を感じる人間がAO入試を受けて、受かって入学するだけ。他の人間には関係ないですし、迷惑もないですから。本来、そういった罵詈雑言を浴びせられる謂れはないのです。実際、AO入試で入ってくる人間の中には学力低下や学力不足が指摘されている面もありますが、彼らは別の面で頑張ってくれれば良いと大学は思っているわけで酢~、最低限卒業をしてくれれば問題ないのでしょう。スポーツ推薦で入ってくる学生がスポーツで頑張ってくれれば良いと思われているのと一緒だと思います。AO入試をうざいとか、頭悪いとか、甘えと罵る人間もいますが、それはAO入試が一般入試よりも楽だと考えているからでしょう。でも、それは違うと思うのです。負担が少ないだけで難しさは変わらないと思います。
難しさを比べるのが難しいというだけで。だから、難関大学に一般入試で受かるような人も、AO入試で同じ大学を受けたら普通に落ちる人多いと思いますよ。違う必要が必要とされていますからね。本当に楽なんだったら、一般入試で受かるような人はAO入試でも受かるでしょうけど、現実はそうはいかないと思うのです。実際、AO入試の合格率というのは、偏差値の高い、低いによってもまた違うと思うので、一概には言えませんが、AO入試の倍率=合格率で良いのではないでしょうか?そう考えると、AO入試の倍率は有名大学だと多分5倍前後くらいじゃないか?と思います。でも、偏差値が劣る大学の場合は1倍台、2倍台とかも普通にあるでしょうね。AO入試の難しさも倍率によって変動し、偏差値の高い大学とそうじゃない大学では難易度にも差があるが、有名大学以外ではAO入試で入るメリットが乏しくなるので、やはりそんなに希望者がいないということでしょう。大学を選ばないならば、AO入試も受かりやすいところ、合格率の高いところは存在します。でも、AO入試を受けるならばそれなりの偏差値の大学に入りたいと思っている人も多いでしょう。AO入試はバカでも入れる、アホでもOKと罵られますが、頭が良いとされている一般入試で入った人でも、AO入試を受けたら多くは落ちると思うので、そうなるとバカでも入れる、アホでもOKと批判するのは一般入試組が大半だと思いますが、彼らのほとんどは一定レベル以上の大学のAO入試に落ちるはずですから、AO入試の難しさは一般入試の難しさとは違いますし、違った部分に長けた人間を採るのがAO入試になるので、求めている人間の価値が入試形態によって違うということなのでしょう。
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