公務員試験の教養のみの難易度は?併願や捨て科目は厳しい?ボーダーは何割?
公務員試験においては教養試験のみで受けられる試験種があります。専門試験まで必要ない。つまり、勉強する時間が大分節約できるということになりますけど、そういった試験種ははっきり言っておすすめするということはしません。人によっては公務員試験は教養のみの方が難易度が下がるということはあるものの、人によっては難易度が上がりますからね。だから、結局はその部分を自分で見極めないといけないわけです。したがって、公務員試験においてはいかに自分が教養試験に向いているか?を判断する必要性があるということになりますけど、公務員試験における教養のみの難易度はやっぱり高い場合も多いと思うんですよ。教養のみで良いということは、別の良い方をすると専門試験にてカバーができないということになります。例えば、分かりやすい例を挙げると、ある文系の高校生が大学受験をするときに試験科目が数学だけの大学学部があって、そこを受けるとします。その大学学部は数学のみと数学ともう1つ自由に科目を選べる2つのタイプから選んで受験ができるとしたら、どっちが良いですか?
文系の受験生ということを前提にするならば、数学ともう1つ科目を自由に選べる方じゃないでしょうか?この文系の受験生は数学のみで受けるよりも数学と英語とか、数学と日本史とか、数学と国語とかの方が1科目あたりの平均点が上がると思うのです。つまり、科目数が増えた方が合格率が上がるということなんですね。公務員試験にも同じことが言えて、教養のみよりも専門試験までやった方が合格率が上がることがあります。一般的に筆記試験のボーダーラインは教養のみの方が高いか、専門試験まである場合と変らないか?のどっちかです。だから、専門試験までやって全体の正解率が上がるならば、そっちの方が筆記試験に受かる可能性は高くなります。また、受けられる試験種も増えますからね。公務員試験の教養のみだと併願できるところが限られるので、選択肢が少ないですし、受けられるチャンスも少ないです。だからこそ、公務員試験での教養のみは難易度も上がる可能性もあれば、受けられる試験種が限られるので、どれか1つでも内定が貰える確率が下がることになります。
では、公務員試験における教養のみの試験種を受けるべきか?どうかについては結局は教養試験が得意か?どうかです。専門試験の勉強までやっていれば、専門試験まであるところと教養のみのところ両方受けられますけど、最初から教養試験しか勉強していないと、そこしか選択肢がありませんから、リスクはあるんです。また、公務員試験の教養のみしか勉強しない場合には捨て科目とかはちょっと厳しいです。捨て科目は1つも作らないのが理想です。市役所B日程とか、C日程ならばなんとかなるかもしれないけど、国立大学法人とか神奈川県秋季チャレンジなどは公務員試験の教養のみの場合の捨て科目を作ると厳しいでしょう。こういったところは捨て科目が1個もない状態でも正直厳しいです。筆記試験に通過するのは難易度が高いですけど、倍率もかなり高いので、全部真面目にやっても筆記試験二通かできる人は一握りになるわけです。だからこそ、こういった試験種では公務員試験の教養のみというときの捨て科目は作れないことになります。市役所試験の場合には倍率も高くない、ボーダーも高くない場合が多いので、公務員試験の教養のみの捨て科目を作ってもなんとかなる場合も多いと思います。しかし、公務員試験の教養のみだとやはり併願できるところが少ないですからね。そこが1つ問題というか、厳しい部分になります。
教養試験が仮に得意であっても、面接のことを考えると、やっぱり受けられる試験種を増やしておくというのも策の1つですし、私としては専門試験までやった方が良いかな?と思わないでもないです。公務員試験の教養のみのボーダーは全般的に高いです。何割とれば良いのか?というのは難しいですが、7割以上というケースもあります。低いところだと市役所試験は5割とかの場合もありますが、専門試験まであるようなところは7割を越えるっていうのはまずないでしょう。6割前後が多いか、5割前半でも受かるケースもあると思うし、とらないといけない点数は全体的に下がると思います。そこが公務員試験の教養のみの難易度の高さかな?とも思います。公務員試験の教養のみでは何割とらないといけないか?ときのボーダーの幅が広いので、そこも難易度の差になると思いますし、ボーダーが低いところは面接の倍率が高かったりして、結局受かりづらいということも言えるので、やっぱりトータルで見ると公務員試験の教養のみは難しいということになると思うんですよね。結局、公務員試験の教養のみは何割とらないといけない部分が低いと、面接が難しくなりますし、何割とらないといけない部分が高いと面接は難易度が下がるので、どっちもどっちなんですけど、結局、トータルの倍率は専門試験があるケースよりも高くなる傾向にあると思うので、総合的な難易度で言えば難しいとなると思います。公務員試験の教養のみでは何割とらないといけないか?という部分は違いますけど、面接の倍率がそれによって変わるので、トータルでの難易度はあまり変化がないということもあります。筆記試験と面接試験は連動しているということです。公務員試験の教養のみの場合では捨て科目も作りづらいですし、併願の候補も減りますから、いろいろとデメリットがあると思います。したがって、自分がそもそも教養試験のみで公務員試験のボーダーを突破できそうか?という部分も含めて、事前に考えてから、公務員試験では教養のみに専念をしていくか?どうかを決めましょう。公務員試験において教養のみの難易度は意外と高いということは知っておいてほしいと思いますし、そのうえでどっちをとるか?を決めていってほしいと思います。公務員試験は面接重視のところが多いですけど、筆記試験を通らないと面接には行けないので、そこはしっかりと考えていきましょう。
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