リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?

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Fランク大学の授業の実態は酷い?いや、意外と大切なことを教えている気もする

以前、日本工業大学が作った展示物がきっかけで子供が事故に遭い、亡くなったというニュースがあったが、この日本工業大学という大学はいわゆるFランク大学だと言われています。こういった事件があると、Fランク大学とされている大学全部が槍玉に挙げられる傾向にあるが、個人的には疑問もある。Fランク大学の実態については度々取り上げられて、酷評されることもありますけど、Fランク大学だけの話?とも思うのです。また、Fランク大学がやっている授業のレベルが酷いといわれることもあるけど、意外と大切な授業なんじゃ?と思うこともあります。そんな話が「「Fランク大学」の驚くべき授業内容 講義を受けるための姿勢を学ぶ科目も - ライブドアニュース」に載っていたわけですが。

 

 Fランク大学の“ユニーク”な授業は枚挙にいとまがない。たとえば、先の河合塾「予想ランキング」では偏差値37・5で、文科省から定員不足について改善意見を付された北海道の北翔大学。ここの生涯スポーツ学部の必修科目である「基礎教育セミナーⅠ」は、到達目標がすさまじい。

〈大学での講義を受けるために必要な知識・スキルを身に付けることができる〉

〈大学で講義を受ける基本的な姿勢やマナーを身に付けることができる〉

 さらには、 〈基礎学力の向上をめざすことができる〉  というのである。

あらためて目標として掲げられると、なにやら難しそうに見えるが、大学に入る前に身につけていて当然のことばかりだ。そもそも「講義を受けるマナー」など、小学校でおぼえておくことではないか。

しかし、関西地方のあるFランク大学の講師によれば、 「授業中に殴りあいのケンカがはじまったことがありました。講義を受けるマナーを学ぶところからはじめないと、もはや授業にならないのです」  不良マンガ顔負けの状況だというのだ。もっともマンガでは、舞台が中学か高校と相場が決まっているが、それが大学で起きているのだから、ことは深刻だ。

さらに、北翔大学の「国語の基礎基本」では、 〈小学校・中学校・高校で学んだ漢字の読み書きについて振り返ります〉  とのこと。小・中・高で学んだ漢字が読めずに、学生たちはどうやって大学に入ったのだろうか。

 

例えば、ここに載っている講義の受け方に関するマナーは多くの大学では授業としては実施しないでしょう。しかし、実施しないのはそれがきちんと行き届いているからではないと思う。単にやらないだけだと思うのです。だって、東大だって授業中にうるさい人は普通にいると思いますよ。授業中に殴り合いの喧嘩を始めるというのは、すごい珍しいケースのような気もしますけど、授業中喋っているとかのレベルならば、どの大学も一定割合は存在すると思います。だから、本来はこういう授業を東大でもやるべきなのかもしれないです。ただ、現実は多くの大学がやっていない、Fランク大学はやっているというだけの話なのです。こういうのは小学生で覚えておくべきこととか言うけど、小学生の方がむしろそういったことは実践しやすいですよね。教師に逆らうのが怖いから。従順に対応する児童が多いはずです。しかし、大学生は監視の目が行き届きづらい授業が多いと思うし、見つかっても怒られないケースも多いです。小学生よりも寝たり、喋ったりしている人は自然と多くなると思うんですよね。だから、記事の筆者とは真逆の意見になるけど、小学生にはできても、大学生にはできないことであっても不思議じゃないと思います。

 

それにFランク大学は授業のレベルが低いとも書かれているが、それもそんなに珍しい話なのかな?とも思います。私の出身大学はFランク大学ではないが、中学レベルの英語の授業とかありましたからね。むしろ、私の出身大学は英語教育に力を入れていると巷では思われている大学です。多分、そういうイメージがあるんでしょう。でも、巷では思われているだけであって、実際に力を入れているとは限りませんけどね。学部学科にもよると思いますけど、私の出身大学の出身学部では、とても英語に力を入れているとは感じはしませんでした。どこと比較するか?にもよりますけど、他とあまり変わらないんじゃない?と思うくらいです。だから、いきなり中学レベルからの復習になるわけです。英語に興味がある人はよりハイレベルな授業とかをとることもできたはずなので、力を入れたい学生は力を入れられるというだけであって、そうじゃない学生にとってはあまり関係ないのかもしれないです。「力を入れたい学生のため」という意味ならば、うちの大学が英語教育に力を入れているともとれるかもしれませんけど。

 

必修の授業では英語の本当に基礎の基礎から始めたりというのもあったが、あとは英語をじっくり勉強するような授業っていうのがあまりなかったなーとも感じています。教養科目はそんな感じが多いのかな?と思いますけど、英語の授業なんだけど、パソコンのスキルの方が重要だったりする授業もありましたし、英語に関してだけ言うと、そんな感じでした。英語を面白く学べるという観点はあるかもしれませんが、英語が身につくか?どうかは別かもしれないです。Fランク大学においてもユニークな授業ってあると思うんですけど、例えば記事に載っている小学生の漢字の読み書きっていうのもユニークだと思います。記事の筆者は唖然としているようですけど、でもこういうのができない人って大学生でもいるんじゃないですか?分数の計算ができない大学生が増えているとか、言われているじゃないですか?あれと同じだと思うのです。

 

つまり、できて当然と思われることでもできない学生がいることを見越して授業を行うのは重要だと思います。有名大学の学生の中にも簡単な漢字が実は読めない、書けないとか、分数の計算ができないとか、そういうケースはあると思うんですよね。そういう部分を見越してFランク大学が授業としてやっているならば、それはバカにできないと思うんですよ。だって、分数の計算はできなくても支障はないと思いますけど、簡単な漢字の読み書きができないと大学の授業全般に支障が出るじゃないですか?だから、意外とこういう授業って必要なんじゃないか?こういう授業をやっている大学が馬鹿にされるような風潮はあるが、やってない方がおかしいと言える余地も少しはあるんじゃない?と私は思うわけですよね。基礎が疎かだと、その後何かを学ぶときの勉強の効率が悪くなりますから。基礎の基礎がそもそも身についているのか?の確認くらいはFランク大学関係なくやっても良いんじゃないか?と思います。そういう意味では、私の大学で中学レベルの英語からやり直したこと自体は、一定の評価に値すると思います。ドラゴン桜も東大合格のために最初は小学生レベルのドリルから始めてましたからね。

 

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