リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?

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指定校推薦や公募推薦、AO入試の制度や難易度の違いは?併願はできる?

指定校推薦と公募推薦、そしてAO入試、この3つは非常にややこしいです。高校生は分からないという方も多いかもしれません。それぞれの入試形態にはちゃんと違いがありますから、それを知ったうえで受験をしましょう。1つ1つ丁寧に解説していきますので、理解してもらえらたらと思います。私はどれでも利用しませんでしたが、人によってはこのうちのどれかを利用して大学に入る方もいますから、指定校推薦、公募推薦、AO入試の難易度や内容の違いを理解しておきましょう。

 

・指定校推薦

これは高校ごとに、各大学から、これだけの学生をあなたの高校から紹介してくれませんか?という形で募集がきます。その募集はその高校に属する人ならば、誰でも見られるはずです。そして、その中から希望の大学、学部があれば高校に申し出て、規定の人数内に収まるように、高校の教師陣で会議を行い、規定の人数内に収まるように調整します。その際には評定平均などの条件があり、それをクリアしている高校生のみが学校側に申し出ることができます。そして、評定平均などの条件をクリアした高校生が、各大学、学部がその高校に与えた枠の人数内で収まっているような場合には、全員が指定校推薦を利用できると思いますが、枠内に収まっていない場合、例えば、A大学B学部は、C高校に3名の指定校推薦の枠を与えましたが、評定平均をクリアしており、指定校推薦を受けたいと思っている高校生が5人いた場合、そのうち2人は高校内の会議によって落とされます。残った3人は、実際にその大学、学部で試験(面接、小論文など)を受けて合格すれば入学できます。合格すればと書きましたが、99%合格します。高校内の会議で通った時点で、ほぼ合格に近いということです。

 

各大学、学部の指定校推薦の人数はそれぞれで違いますし、高校によっても違います。一般的には指定校推薦で入れる大学のレベルは高校のレベルに比例しており、レベルの高い高校にいる生徒ほど、よりランクの高い大学の指定校推薦を受けられるのです。だから、例えば偏差値が50程度の高校だと、早慶やMARCHクラスの指定校推薦はなかなかないと思います。全くないとは言わないが、あってもほんの少しで争奪戦になり、希望者が大量に出て、1つの枠を100人くらいで争うような状況になることも考えられます。逆に偏差値が60以上の高校とかには、早慶やMARCHクラスの指定校推薦が結構くると思うので、自分がその希望した大学、学部に指定校推薦を受けられる確率は高まるでしょう。公募推薦との違いは、要は誰が選ぶか?の違いです。指定校推薦は大学が課す試験は、まず落ちないので、実質校内選考が本番になります。つまり、指定校推薦で選ぶのは高校ということになります。しかし、公募推薦は同じく評定平均などの条件はあるものの、選ぶのは大学です。ここが大きく違います。

 

・公募推薦

公募推薦は、各大学が指定した評定平均などの条件をクリアした生徒が、自分で好きな大学、学部を選んで受験するものです。先ほど言ったとおり、指定校推薦では高校が実質合格を決めますが、公募推薦は大学が決めます。公募推薦でも同じように面接や小論文などがありますが、こちらは指定校推薦みたいに合格がほぼ保証されていません。落ちる可能性も高いです。また、公募推薦は評定平均などの条件を満たした大学は好きに受けられます。しかし、指定校推薦は高校に届いた、各大学、学部からの枠の中でしか応募できません。つまり、早稲田大学の推薦を受けたいんだけど!というときに、自分の高校に早稲田の指定校推薦がなければ、指定校推薦での早稲田受験はできませんが、公募推薦ならば、条件を満たしていれば受験自体はできるでしょう。ここも指定校推薦と公募推薦の大きな違いになります。公募推薦とAO入試の違いは以下で説明していきます。

 

・AO入試

AO入試は恐らく、多くの場合で評定平均などの基準が存在しないケースが多いでしょう。つまり、受験資格もないような状況が多いです。そして、試験内容は指定校推薦や公募推薦と同様に面接、小論文などが多いと思われますが、公募推薦とAO入試は何が違うのか?というと、厳密な違いは、推薦がいらないってことです。公募推薦は、正確に言うと、学校の推薦が必要なのです。推薦を受けるためのハードルはそんなに高いとは思いません。評定平均などをクリアしていれば、推薦自体は貰える可能性が高いと思いますが、AO入試はこの推薦がいりません。だから、好きなところを自由に受けられます。しかも、すでに話したように評定平均が3.5以上とか、4.0以上とか、そういう受験資格も必要ありません。AO入試は一般入試に近いです。試験内容が学力試験化?人物試験か?の違いがあるだけですから、一般入試に近いと思います。公募推薦とAO入試の違いは分かってもらえたでしょうか?似ていますけど、厳密に言うと違うのです。

 

指定校推薦、公募推薦、AO入試ではそれが難易度が高いか?というと、全部ケースバイケースで違うので、何とも言えません。どのレベルの大学を目指すか?にもよりますから。指定校推薦と公募推薦の併願、指定校推薦とAO入試、公募推薦とAO入試の併願も基本的にできないでしょう。絶対にできないわけではないが、できないケースが多いと思います。指定校推薦は併願はまずい無理で、公募推薦も難しいですが、併願ができるケースも中にはあります。AO入試は併願はだいたい可能だと思います。指定校推薦に関しては、併願ができないというか、すべきじゃないという感じになっています。できないことはないのだが、やるべきではないといった暗黙の了解が存在しています。それは指定校推薦と公募推薦は学校からの推薦なので、そこに受かったのに行かないと、学校側は大学から責められるという事情があるからです。これに関しては本当にそれは正しいのか?どうかの疑問も残りますが、一応そういう感じにはなっています。こういったそれぞれの特徴があるので、指定校推薦、公募推薦、AO入試を受けるときには、事前にどれが1番望ましいのか?違いを理解したうえで受けるようにしましょう。どれも簡単ではないと思いますから。