大学の授業中に飲み物や食べる行為、漫画やゲーム禁止は不合理?
大学の授業中は高校までと違って、大分自由度が高いと思います。特に大教室でやるような授業、学生の数が100人、200人くらいはいそうな授業の場合は、教室の前の方は良いけど、後ろの方は視界に捉えても、何をしているか?まで分からないですし、気にいていられないという事情もあります。高校までは、せいぜい教室に30~40人くらいですから、おかしなことをしているとすぐにバレると思いますし、先生によっては注意されるでしょう。大学は高校までと比べると、緩いですよね。例えば、寝ている学生は山ほどいます。基本的に授業中に寝ていて注意されるケースはほとんどないと思います。高校までは怒る先生もいたと思いますけど、大学は本当に眠いです。そこらじゅうに寝ている学生がいます。だから、注意してもキリがないということもあるでしょうし、干渉しないという姿勢の教授の方もいるのでしょう。
寝るのはまあ良いとして、例えばお菓子などを食べている人はどうでしょうか?これは高校までなら言語道断で怒られていたと思います。大学になると、飲食をしていても怒られるケースは少ないと思います。というか、私も1回だけかな?授業中にスナック菓子を食べていたことがあるのです。そのときには確か昼ごはんを食べ損ねて、物凄いお腹が減っていたのです。だから、ちょっと何か食べないとヤバイと思って、売店でスナック菓子を買って、授業中に食べながらノートをのっていました。授業は一応真面目に聞いていましたが、今考えるとちょっとあれだったかもしれません。ただ、飲食自体も個人的にはOKだと思いますけど、食べるはともかく、飲み物を飲んでいる人はたくさんいると思います。飲み物がOKなら、食べ物もOKだと思うんですけどね。食べ物を食べる人が少ないのは、ちゃんと昼休みに食事をとっているから、お腹が空いていないだけかもしれませんけど。ペットボトルを机の上において授業を聞いて、たまに飲むという方は決して珍しくないでしょう。
ならば、食べ物も良いんじゃないの?と思います。スナック菓子などは食べかすがこぼれる恐れがあるから、ちょっと控えた方が良かったんでしょうけど、飲み物もこぼす可能性ありますからね。迷惑度合いはそんなに変わらないと思いますし、食べ物によってはそういう心配もほとんどないものもありそうです。こういうのはどこの大学でも一定数はあると思います。授業中に寝る、パソコンやスマホをいじる、飲食をする、漫画を読む、友達と話す。普通にあるでしょうね。子の中で言うならば、私語はうるさいとちょっと迷惑でしょうが、後はそんなに迷惑じゃないかな?って感じですね。干渉しない教授が多いのは、人数が多すぎて干渉していられないのか?別にどうでも良いと思っているのか?のどちらかじゃないでしょうか?実際、こういった行為に対して注意してくる教授、してこない教授います。それはその人の考え方の違いでしょう。感覚的に許せる、許せないの基準が違うでしょうから。私はこれらの行為のうち、私語以外は許すでしょうね。
望ましい、望ましくない行為と分けてしまうことは、多分ほとんどがイメージで分けられてしまうと思います。教授はある程度授業運営について裁量があるのは確かで、一定の範囲内ならばルールを作って良いとされているのだと思います。で、例えば飲食を禁止するルールを作ったとしたら、それが特別授業の妨げになっていない、または誰の迷惑にもなっていない、実害が生じていない場合には、そのルールを定める理由を教授に尋ねたら何て返ってくるでしょうか?多分、納得できる理由は返ってこないと思います。ルールは、法律とかもそうですけど、基本的にはそれを作ることを許されている人にとって都合の良いように作られているケースが多いです。つまり、ここおかしいんじゃないの?と指摘することは多分可能だが、指摘してもそれが変わることはない。変えたら自分にとって都合が悪くなるから。だから、客観的に見て納得いかなかったり、合理性が見えないルールや法律はたくさんある。それに納得いかない場合は、おかしいという主張を徹底させるために怒られる覚悟で、そのルールに反する行為を行うか?矛盾点やおかしな点を突いて、ルールを作る人に反論して、改めさせるか?諦めて従うか?も3つがとれる選択肢でしょう。大学の教授は「嫌なら受けるな」という理屈が一定程度は通じる立場にあるために、それなりな不合理と思えるルールでも従うのが理屈なのかもしれません。ただ、反論の仕方によっては、そのルールは紛れもなく不合理で、守らせる意味が分からないと結論づけることは可能かもしれないですけどね。