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公務員の志望動機はありきたりでも良いが、まちづくりは差別化できないと厳しいか?

公務員試験の目熱の際に必要な志望動機はどうやって考えているでしょうか?よく多くの人が公務員の志望動機に据えるのが「まちづくり」になると思います。まちづくりって、多分言っている人多いと思うんですけど、公務員になりたい理由が「まちづくり」というケースでは、ちょっと注意が必要なことがあるので知っておくと良いでしょう。実際、公務員の志望動機はどうしてもありきたりのしか思い浮かばないということがあるので、まちづくりという志望動機はどうしてもかぶりやすいです。差別化という意味ではしづらいので、その点に関しては知っておいた方が良いでしょう。「公務員の志望理由で「まちづくり」は不適切なのでしょうか。3年間公務員... - Yahoo!知恵袋」には公務員の志望動機がまちづくりという受験生への指摘がありますが、参考になりそうなものなので載せておきたいと思います。

 

>あなたの言っている志望動機って要は
トヨタ自動車を受けて、志望動機で車の設計がしたい」って言っているのと同じなのですが、理解できていますか?
日清食品を受けて、新しいカップ麺が作りたい」でも構いません。
それがどれだけ先方の失笑を買うか想像できますか?

その業種にどれだけの仕事の種類があって、
先方が求めているのはどんな人材か少しは考えましたか?

先方が求めているのは「公務員として多種多様な業務に対応できる人間」であって
「街づくりがしたい人間」ではないのです。
100歩譲って街づくりを志望動機に盛り込むとして
「あなたの言う街づくりって何ですか?」
単にいろいろな企画をできたら楽しいなぐらいにしか考えてないんじゃないですか?

そもそも、その自治体に街づくりが必要ですか?
そこ考えましたか?

そういうところを見透かされているんだと思いますけどね。

 

ここに書かれているように、まちづくりというのは、公務員の志望動機としてはアバウトな面もありますが、何よりも公務員の仕事は多岐に渡り、特に亭の仕事に携われる瞬間は極めて少ないです。そのため、大半はやりたくない仕事に従事することになるでしょう。そうなると、面接官から見たら、やりたくない仕事を任されたらどうする?と思うでしょう。そう聞かれたらやりたくない仕事でも精一杯頑張ると言うと思うのですが、すでに特定の仕事が志望動機と言ってしまった時点で、それに説得力が感じられないかもしれません。まちづくりに限らないですけど、やりたい仕事に固執するようなものはリスクがあるということです。ただ、そういう志望動機を述べた人が全員落ちているか?というと、そうではないと思います。受かっている人も多分いますよ。そういう事情もあると思うので、面接官も志望動機をどこまで重視しているか?は分かりません。フィーリングに頼る部分は絶対にあると思うので、全く同じ志望動機でも受かる人と落ちる人に分かれるはずですよ。そういう意味では、公務員の志望動機はありきたりがダメとも言えないかもしれないということになります。

 

公務員の志望動機で差別化をしたいならば、別の志望動機の方が良いですけど、差別化しないと受からないわけではないでしょう。だから、公務員の志望動機がありきたりであっても良いと言えば良いのです。ただ、まちづくりの場合には考慮しないといけない点が多いので、注意してください。例えば、上記の知恵袋にも書かれているんですけど、特別区、つまり東京都でまちづくりと言った場合には、東京都のどこが足りないのか?をちゃんと説明しないといけないわけです。まちづくりってことは、その街のどこか、何かを変える、新しく作るわけですから、何かしら足りない部分、問題点があるってことですよね。漠然と街づくりをしたいというのではなく、この街のここが問題なので、こういう風にしたいと具体的に言うと、面接官の理解が進むと思いますよ。だから、自分が受ける自治体でまちづくりをしたいと思うならば、そもそもその自治体で、街で、まちづくりをする必要性はあるのか?あるとしたらどこにあるのか?どうやって変えていけば良いのか?それによって街が、住民がどう変わるのか?このあたりまで考えていかないと、掘り下げて質問されたときにあうあう状態になってしまうかもしれません。公務員の志望動機がまちづくりって聞こえは良いかもしれないですけど、1番難しい仕事内容になると思うんですよね。なぜならあらかじめ正解がよく分からない部分もあるからです。

 

少子化は子ども増やすこと、待機児童は待機児童を減らすことなど、目標がはっきりしている面もありますけど、まちづくりって、言葉自体がアバウトなだけに非常に広い範囲をかなり含んでいます。そのため、何が最終的な目標か?が分かりづらいです。端的にいえば、街の活性化や住民の満足度の向上とかになりますけど、これもアバウトですよね。だから、まちづくりを公務員になりたい理由として説明すると、どうしてもアバウトな面が出てきてしまいがちだと思うので、そこが懸念材料かな?という気もしますが、そこは自分なりに公務員の志望動機として上手く差別化をして、オリジナリティを入れていけると、少しでも具体性が出ると思います。公務員の志望動機はそんなに差別化を意識する必要はないですが、誰にでも言えそうなことしか言っていないと思われてもいけないので、そこは工夫していかないといけないのでしょう。公務員の面接での志望動機はありきたりでも良いと言えば良いのですが、中身がないものはダメなんですよね。だから、まちづくりならば、どういう街にしていきたいの?とか、なぜそこを変えていく必要があるの?とか、その結果街全体が、住民全員にどういうメリットがあるの?という細かい部分まで考えられているか?が重要で、そこがちゃんと説明できて、納得してもらえたならば、公務員の志望動機がありきたりでも構わないと思います。公務員試験の面接での志望動機でまちづくりを考えている人はこういった点を踏まえて作っていきましょう。

 

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