昨今の就職活動のやり方に辟易している学生も多いのではないか?と思います。日本の就職活動は学生に言わせれば、非常に面倒だったり、問題点が多かったりと、不満が噴出することは非常に多いです。学生側が思っている不満の中には、企業としても同意できる部分もあり、それが「「マニュアル就活生」にはもうウンザリ! 人材ベンチャーが「面接」廃止に踏み切る | ニコニコニュース」で照会されていたのですが、ビースタイルという企業では、従来の選考のやり方を改革し、面接を一切やらない就職活動を実施するとしています。その理由は以下の通りですね。
>同社の人事担当者はこう語る。これまで同社の新卒採用では他の企業と同様、学生に対して面接による選考を行っていた。しかし例年、選考を突破するために「マニュアル本」を読んで対策を練ってくる学生が目に付いたという。
今やどこの企業でも課している面接試験こそを否定するやり方ですね。面接は当然、学生側は偽ってきますよ。自分をよく見せようと。それを見分けられるという自信満々の面接官もたまにいますが、見分けられたか?どうかはそもそも判定不可能です。要するに、後で嘘をついていると思った学生が本当に嘘をついていたか?というのは面接官には分からないわけですから、よくそんなことが言えたもんだと思いますよ。その自信はどこから出てくるのか?と。いくら経験豊富でも、人を確実に見分けられたという実績が皆無なわけですから、人を見分けることができると、簡単に言ってしまえるほど信用できない面接官もいないですよ。それをこのビースタイルはひしひしと感じているわけで、本来を人を見抜くべき面接は、その機能性をもはや失っている。面接なんてやっていても学生のことは理解できない。意味がない。人を見抜くことはできないと考えたからこそ、面接という従来では当たり前の選考方法を廃止したのです。
ビースタイルの選考は、一次選考から最終選考の1つ前まではあくまでも学生が企業側を選ぶ段階と位置づけ、一次選考から社員とディスカッション、ゲーム、仕事体験などをして、会社のことよく知ってもらう。そして、学生自身が次の選考に進むか?を決めることができるというのです。つまり、選考を経験していくにつれて、当然会社のことを徐々に理解していくわけですよね。それを通じて、嫌だと思ったら辞退して、次に進みたいと思えば、次に進めるというわけです。そして、実際企業側による選考が行われるのは最終選考のみのようで、そこでは企業に向かってプレゼンテーションを行ってもらい、それで合否が決まるということみたいですね。面接を1回もやらない。そして、選考の大半は学生が自由に進むか?どうかを決められる。という点が今までにあまりなかった選考方法ですよね。
>同社ではさらに、「本当に入社したい学生」に応募してもらうため、「脱就活サイト」を図る。これまで大手のナビサイトに求人ページを出していたが、5人ほどの採用枠に対して例年1000~2000のエントリーがあり、ESや集団面接で大量にふるい分けをしていた。今年は露出を減らして入り口自体を狭くするという。
就活の定番となっているリクルートスーツも「禁止」にする。「服装自由」だとリクルートスーツを着てくる学生も出てきてしまうので、あえて「禁止」だ。
リクナビやマイナビを利用していると、当然多くの応募がきてしまうので、そういうところに載せるのはやめて、本当に自力で見つけてくれる人のみ応募してほしいということでしょう。そして、注目すべきはリクルートスール禁止!という条件です。服装自由というのはよくありますが、完全にスーツ禁止です。ここまでやるのは凄いなと思いました。私自身、スーツは好きじゃないですし、就活生がどういう服装で臨んで来るのか?は非常に注目ですけど、服装が緩くなったのはありがたいですね。ただ、スーツ禁止となると、何を着ていくか?でまた迷いそうですけど、私は就職活動も、実際に入社してからも、スーツ着用はやめようぜ!とずっと思っていたので、これは良いなと思いました。
>就職活動で定番となっている「お祈りメール」と呼ばれる不採用通知も廃止する。最終選考まで進んだ人には、不採用であってもメールではなく、電話が対面でその旨を伝えるという。
不採用理由の通知は、やはり多くの就活生としては欲しい情報ですよね。落ちた理由が分からないというのが、多くの就活生を悩ます原因でもありますから。そこを受け取ることができるというのは大きいものの、その理由もどこまで信憑性があるか?どこまで鵜呑みにできるか?という問題はあると思います。プレゼンテーションによる選考の不採用理由としては、どうしても直感というか、感覚的なものもかかわってくると思うので、当然主観も入りますから。その不採用理由を改善することが他の企業を受けるときにどのくらい有効に働くか?というのは、ちょっと分かりません。企業によって、見ているポイントも違いますし、同じポイントを見ていて、全く同じものであっても、見る人が変われば評価が違う可能性はありますからね。とはいえ、不採用理由が教えてもらえるのは、教えてもらえないよりは良いのではないでしょうか?
以下は、この取り組みに対するTwitterの反応です↓
これは良いんじゃないかな?こういう試みこそ若いものを育てていくために必要なことだと思う。 <「マニュアル就活生」にはもうウンザリ! 人材ベンチャーが「面接」廃止に踏み切る> http://t.co/IYgm1Dl7No #niconews
— みゃー (@0sh38t563d63x7x) 2015, 2月 3
好感持てる対策ですね。特に不採用の理由を真正面から伝えてくれるのは特にありがたいですね。マニュアル化では通用しない時代きたな。 <「マニュアル就活生」にはもうウンザリ! 人材ベンチャーが「面接」廃止に踏み切る> http://t.co/V0PFYaFgAM #niconews
— dicksan (@dicksan) 2015, 2月 3
自然とこういう流れにはなっていくだろうな。みんな同じ色のスーツ纏って社交辞令的面接重ねるリクルート風景は日本人的だけど宗教的。 <「マニュアル就活生」にはもうウンザリ! 人材ベンチャーが「面接」廃止に踏み切る> http://t.co/wVtaHi4sWn #niconews
— ルシド (@lucidrion) 2015, 2月 3
バイトの面接やってきた側からすると、確かに直感とか、話した感じとかが一番なんだよなあ 内容とかどうでもよかったわ <「マニュアル就活生」にはもうウンザリ! 人材ベンチャーが「面接」廃止に踏み切る> http://t.co/pIrPVNJXrl #niconews
— ジャンボ@2月から無職 (@yamajumbo) 2015, 2月 3
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