就活の企業選びの判断基準や重視する点で安定性や将来性、成長性も重要だが・・・
就職活動をしていて、企業選びに苦労する方も結構多いですよね。だって、世の中にどれだけの企業があるか?っていうと、想像もつかないくらいです。というのも、企業を作るハードルが昔よりも下がってきています。だから、企業の数はどんどん増えやすくなってきていて、かつ潰れる企業も多くあります。そりゃ競争社会なので、数が多ければ淘汰される会社も多くなってしまいます。つまり、企業の数が多いってことは、将来が大丈夫なのか?潰れないのか?という心配をしないといけない企業が、その中に多く含まれているということでもあるのです。だから、就活における企業選びで重視する点や判断基準というのは、慎重にならないといけないのです。新卒の大学生が企業選びをするのは、これが初めてでしょうから、そのときに大切なポイントというと、すでに述べたように将来性や安定性は欠かせないと思いますけど、これを見分けるのは難しいです。本当に安定しているところが良いならば、公務員を受けなさいと言うでしょうね。
公務員はどこを受けても、民間企業よりは間違いなく安定していると言って構わないと思います。今のところはね。公務員も解雇規制についての議論もされているので、未来永劫安泰とは必ずしも言えませんが、民間よりは相対的には安定性はあると思います。でも、公務員は受けないというのであれば、民間から選ぶしかありませんが、そのときの企業の選び方で将来性が明るい、安定性がある企業というのは、どういう判断基準になるのでしょうか?将来性に関しては、ベンチャー企業の方があるかな?という気もします。大企業の将来性って何なのか?って言ったときによく分からないでしょう?もう将来が到来してますからね。そういう意味で、今後伸びる可能性があるのはベンチャー企業やそれほど長い歴史がない企業だとして、その中でどこが伸びそうか?伸びる企業はどこか?というと、新しいことに挑戦しているところじゃないですか?つまり、他と同じようなことをやっていても勝てるわけない。知名度でベンチャーは落ちるので、なかなか仕事がきませんよ。
事業紹介や事業内容を見れば、そこが何をやっているか?くらいは分かると思いますから、そういったものを参考にしてみると良いと思います。そして、具体的に何をやっているか?を見て、同業界の他社と比較してみると良いと思います。新しいこと、他の企業がやっていないようなことを事業の軸にしているような企業は、ハイリスクハイリターンかもしれないのです。同じことをやっていてもなかなか伸びませんから、伸びるために、成長するためには新しいことに取り組むことは必要不可欠です。しかし、新しいチャレンジが社会に受け入れられるか?どうか、需要があるか?どうかで成長するか?どうかが決まるので、上手くハマった場合には伸びる可能性は高いですが、失敗すると、伸び悩み、うまくいかずに企業が萎んでいってしまうという可能性もあるのです。だからこそ、ハイリスクハイリターンです。今後の成長性や伸びに期待して企業選びをするのであれば、新しいことにチャレンジする姿勢が見える企業を探して、その事業は今後需要が高くなるか?社会にとって必要なモノか?受け入れてもらえるか?を自分で予測しないといけない。そういう相馬眼みたいなものが必要なのです。
だから、成長性のありそうな、将来性が見込めそうな企業に就職するのは、リターンも大きいかもしれないが、リスクも大きいかもしれません。しかし、安定性のある企業ということでいえば、文字通り大企業です。大手企業はすでに安定しており、その安定はなかなか崩れません。大企業が不安定ならば、中小以下の企業はもっと不安定でしょうから、相対的に大企業が安定しているというのは間違いないでしょう。ただ、大企業を受けるのは構いませんが、内定がもらえる確率は物凄く低いので、結局は企業選びにおいては安定性がそこまでないと思われるような企業も受けて行かないといけない事情も存在するのではないでしょうか?企業の選び方で安定しているというところは、みんな誰でも判断基準にしますよ。でも、なかなかそこは受からないので、結局安定性は多少捨てて、不安定かもしれないけど、とりあえず内定をとらないといけないということで、どこかの企業を受けないといけないのでしょう。だから、そういう意味でいうと、就活を始めた当初は、そううやって企業選びで重視する点や判断基準を設定して行いますが、いずれそれをやっていると内定がとれなくなるといったことに気付き、選び方の基準を変える人が結構多くなると思うんですよね。
就職活動は、どうしても当初予定していた通りにはなかなかいきませんからしょうがないです。ただ、その中で最終的に自分が希望している、自分が入りたいと思える企業が見つかるか?そこに入れるか?が問題ですから、妥協も多少は必要なのかもしれませんが、より希望に近いところを見つけて、そこから内定が貰えるか?というのが勝負になります。希望通りの会社が仮に見つかっても、そこから内定がもらえる可能性はそんなに高くないでしょうから、妥協は必要なのかもしれませんが、誰でも企業選びでは将来性、成長性、そして安定性が備わった会社が良いというのはその通りでしょう。しかし、そういうところに勤めるのは難しいのです。将来性や成長性はともかく、安定性に関しては、自分で副業とかをして、会社に頼らないで収入を少しでも増やしていく、安定させていくといったことができるので、そういう方法を目指していくということもできますからね。考え方次第な部分もあるということです。
あわせて読みたい記事
- 入社したらやってみたい仕事、実現したいことの質問は注意が必要
- 理系で学部卒だと就活で不利?就職先はある?大学院まで出ると有利?
- OB訪問、OG訪問をする時期はいつが良い?3月や4月は避けるべき?
- OB訪問の服装はスーツ?私服や服装自由ならオフィスカジュアル?
- 新卒の一次面接の通過率は?受からない、落ちる人は何が原因?
- 激務で忙しい、難易度も高い商社に就職するには?受かる人の特徴は?
- 風邪や花粉症で、面接や説明会の際にマスクをしていたら失礼?不利になる?
- 就活の自己PRで打たれ強い、粘り強い、諦めない気持ちはかなり使える!
- 商社を受けるときの自己PRと志望動機の作り方、例文の参考例
- 他社と差別化を!就活で銀行の面接で受かるための志望動機の例